「愛の誓い」はピンクのバラ
愛の誓い(Till)
日本ではベルト・ケンプフェルトバージョンでヒット。
BERT KAEMPFERT TILL 愛の誓い~ベルト・ケンプフェルト
原曲はピエール・ベノワ・ビュイッソン作詞、シャルル・ダンヴェール作曲によるシャンソン「Le Monde Et Notre Amour」。
ちょっと「煙が目にしみる」っぽいメロディ。
パーシー・フェイスがアメリカで最初にレコーディング、ビルボード63位 (1957)の中ヒット。
Percy Faith and His Orchestra - Till (1957)
トニー・ベネットは、'63年のヒット曲(UK)。
星空のブルース~ベルト・ケンプフェルト・ベスト・セレクション
- アーティスト:ベルト・ケンプフェルト
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2002/08/28
- メディア: CD
風のささやき
スティーブ・マックイーンの「華麗なる賭け」の主題歌「The Windmills of Your Mind (風のささやき)」。
ミシェル・ルグランの珠玉のメロディーのひとつです。
The Windmills of Your Mind Waldo de los Rios
妖しげな冒頭からグラス・ハープ!?
ワルド・デ・ロス・リオスは、アルゼンチンが生んだクラシック編曲ものが多い偉大な音楽家。
Himno de la Alegría - Míguel Ríos - con letra
彼がアレンジしたミゲル・リオスの「よろこびのシンフォニー」は、全米ヒットチャートで最高14位。
閑話休題。
大谷サンの前の「二刀流」といえば、ジョージ・ベンソン
George Benson - the windmills of your mind.
カエルが跳ねるアレンジ。(口琴ね)
終わり方も謎のディレイ・・・問題作ですぞ、これは!
マンシーニやベルト・ケンプフェルト等をコーラスで表現した優れもののアルバムを数々出している、アニタ・カー・シンガーズ(カルテット)。
The Anita Kerr Singers ~ The Windmills of Your Mind
中盤の転換点からのめくるめくハーモニーにはうっとり。
WE DIG ANITA: THE OOHS AND AAHS OF THE NASHVILLE SOUND
- アーティスト:THE ANITA KERR QUARTET
- 出版社/メーカー: EL
- 発売日: 2016/04/15
- メディア: CD
どこにも幸あれ
1956年の映画の主題歌です。
Brittni Paiva - Koko Ni Sachi Ari (Here is Happiness)
「ここに幸あり」は、ハワイ、ブラジルなどの多くの日系人の間で今日まで愛唱されているワールドワイドなメロディ。
Steel Guitar, here is happiness
作曲者 飯田三郎の故郷根室市では朝(8時)と夕方(15時)にこの歌が流れる。
"Koko Ni Sachi Ari", Performed By Nathan Aweau
この歌短いのに盛り上がり部分が2か所(女の道よ と わたしは生きる)ある贅沢な構造。
マイナーキー(短調)に行く直前のセブンスまで行くのにマイナーキーに行かない感じが心地よい。
偉大なるヘタクソ
ニュー・オーダー・・・彼らの前身バンドのリーダーが自殺して生まれたバンド、というのは後から知ったことなので全く私のリスニング体験には影響していません。
彼らの大ファンだった石野卓球が初来日ライブを見に行った際、その演奏を聴いて「2軍が来たのかと思った」と言わしめたというエピソードがあるらしい演奏能力や歌唱力の乏しさは特筆に値するのに、もっと聴きたくなる不思議な音楽。
New Order @ "Bizarre love triangle" Suite 16 studios Rochdale (UK)
のちにオーストラリアだかのキュートな女の子がボーカルの「フレンテ」がオリジナル以上に曲の良さを引き出した名カバー
Frente! - Bizarre Love Triangle
彼らは素晴らしい曲を書く。
なぜか目立ちたがりのベーシストがソロや裏メロを弾きまくっている。
このアイデア一発勝負!の感じはライブ重視のアメリカだと生まれなかったでしょう。
演奏がうまいけど退屈な音楽もたくさんありますよね。
私は退屈じゃない音楽がいいです。
みんなおいで
メキシコの代表的な民謡でフォークダンスの曲として有名な「ラ・ラスパ」
トニー・モットーラの遊び心あふれるアレンジ。
エスキヴェルは、是非イヤホンでお楽しみください。
Esquivel and his Orchestra – La Raspa (1962)
Complete 1954-1962 Recordings (10 Complete Lps + Bonus Tracks) (5cd)
- アーティスト:Esquivel & His Orchestra
- 出版社/メーカー: New Continent
- 発売日: 2017/12/22
- メディア: CD
受け入れがたい場合もある
a-ha(アーハ)の「Take On Me(テイク・オン・ミー)」は、曲もいいけどMVが衝撃的でした。
もっと衝撃的なのはこのリコーダーのカバー。
A HA - TAKE ON ME - SHITTYFLUTED
おいおいおいおいおいおい・・・いくら突っ込んでも足りないwwww
Take On Me by a-ha, North Korean Style
カリフォルニア州オレンジ・カウンティのスカコア・グループ、リール・ビッグ・フィッシュ。
Reel Big Fish - Take On Me (Official Video)
ハードさが売りなのに「安心感」を得られる。