偉大なるヘタクソ
ニュー・オーダー・・・彼らの前身バンドのリーダーが自殺して生まれたバンド、というのは後から知ったことなので全く私のリスニング体験には影響していません。
彼らの大ファンだった石野卓球が初来日ライブを見に行った際、その演奏を聴いて「2軍が来たのかと思った」と言わしめたというエピソードがあるらしい演奏能力や歌唱力の乏しさは特筆に値するのに、もっと聴きたくなる不思議な音楽。
New Order @ "Bizarre love triangle" Suite 16 studios Rochdale (UK)
のちにオーストラリアだかのキュートな女の子がボーカルの「フレンテ」がオリジナル以上に曲の良さを引き出した名カバー
Frente! - Bizarre Love Triangle
彼らは素晴らしい曲を書く。
なぜか目立ちたがりのベーシストがソロや裏メロを弾きまくっている。
このアイデア一発勝負!の感じはライブ重視のアメリカだと生まれなかったでしょう。
演奏がうまいけど退屈な音楽もたくさんありますよね。
私は退屈じゃない音楽がいいです。