ピアノの魔術師
フロイド・クレイマーは、カントリー音楽においてピアノ一筋で「カントリーの殿堂入り」を果たしたピアノの魔術師。
1950年代後半から1960年代にかけて一世風靡した「ナッシュヴィル・サウンド」での甘く優雅な鍵盤プレイ(エルヴィスの「ハートブレイクホテル」他)はほぼこの人の手によるものです。
Elvis Presley - Heartbreak Hotel (HQ)
2分あたりが見せ場。
このアルバムにも参加しています。
全英1位になったフロイド・クレイマー自作のヒット曲。 プロデュ―サーは、チェット・アトキンス。
On The Rebound - Floyd Cramer ( 1961 )
On The Rebound=「立ち直ろうとして」のウキウキ具合が勢いありすぎ!!
有名なのは「ラストデート」ですねぇ・・・
Floyd Cramer - Last Date LP 1961 (Stereo Reissue)
スタンダード「モナリサ」を弾いても特徴(半音スラーする"スリップ・ノート"スタイル)があるので誰かすぐわかる。
ジミー・ウェッブも影響を受けたらしい。
Jimmy Webb - The Moon Is A Harsh Mistress (Slipcover)
いろんな歌い手にカバーされている名曲「月は無慈悲な夜の女王」。
インストでもいいなぁ・・・